よくあるご質問

トマティス® メソッドについて、きわめて頻繁にお寄せいただくご質問にお答えいたします。
トマティス® メソッドを子どもに用いた場合、どのような効果が最も期待できるでしょう?
トマティス® メソッドを用いることで、次のような分野でお子さまに明らかな向上が見られることがしばしばです。まず、お父さま、お母さまがお子さまの様子の変化にお気づきになり、トマティス プロに報告なさるケースが多く見られます。

• 声質 (話と歌の両方)
• 集中力
• 理解力
• コミュニケーション能力
• 読解力
• 話し言葉および書き言葉による表現力
• 運動能力
• 行動のすみやかさ
• 時間を守る
• リズム感
• 自立性
• 日常の行動 (落ち着き、寛容さ、など)
どのくらいでトマティス® メソッドの効果は現れますか?
トマティス® メソッドによる目に見える効果は、2つのレベルに分けて考えられます。まず、表面上の変化があらわれ、やがてより深く根ざした変化が生じます。

目に見える効果が現れる時期は、リスニングプログラム開始後数週間以内、場合によっては数日以内です。

こうした即効性ゆえに、受講生ご本人と周りの方の双方が「ダイナミック」な手法だと感じることもしばしばです。

より深いレベルでは、自分の再構築を体験することになります。内的なバランスを取り戻し、自らの価値観の体系を修正することもできます。このような内なる深みでの成長は、外から目につくような変化をあまり伴うものではなく、ゆっくり進んでゆくものです。

ここで重要なポイントは、トマティス® メソッドでは、プログラム終了後も改善された状態が維持されるばかりでなく、さらなる改善が続くということです。

★電子耳によって体系的になされたリスニングプログラムは、何年間も効果を発揮します。さらに長年に渡って段々と深まってゆきます。極めて大きな心理的ショックが起こらない限り、この状態は保たれます。

何か大きな心理的ショックが起こった場合、トマティスセンターで短期間の集中コースを受講することで回復し、進歩し続けることができます。
トマティス プログラムの受講中に得られた効果は、受講終了後も持続するのですか?
はい、その通りです。トマティス プログラムで得られた効果は、そのまま持続します。
トマティス プログラムによって得られた効果は、「条件付け」による見せかけの効果ではなく、受講生のバランス自体が調整されたことに基づく真の効果なのです。
トマティス® メソッドを受講する動機は様々ですが、総ての動機は何らかの不具合、専門的に言えば神経生理学上の深刻な非平衡状態に起因しているのです。

電子耳を用いたトレーニングは、受講者が平衡状態を取り戻すのに効果があります。平衡状態を獲得する事によって受講者は平安な生活を送ることが出来ます。
殆どの場合、トマティス プログラムの効果が得られるのは受講期間中だけではありません。プログラム終了後も効果がますます高まってゆきます。
トマティス® メソッドが最大限の効果を発揮するのは、どの年齢層に対してですか?
トマティス® メソッドはどんな状況においても効果的ですが、効果が促進される状況と抑制される状況は確かに存在します。特に、言語レベルや精神運動レベルの改善、学業成績の向上を目指している場合は受講の年齢は若い方が効果が出やすいこともあります。一方成人の場合、長年にわたって解決しなかった問題を是非解決したいという本人の意識がプラスに働くでしょう。実のところ、トマティス® メソッドは年齢に関係なく効果が得られます。子供、大人、お年寄りに至るまでの幅広い年齢層において、その大多数に良い結果が得られているという実績があります。
トマティス® メソッドに危険性はありますか?
いいえ、そのようなことはありません。トマティス® メソッドは医学的な治療法ではありません。
医薬やそれに関連する分野 (救急医療)の専門家、および教育、スポーツ、芸術のエキスパートによってトマティス® メソッドは活用されていますが、トマティス® メソッドはこれらの専門分野で用いられる技術の代わりになるものではありません。むしろトマティス® メソッドは補助的なものであり、適切に用いられれば専門技術の効果を高める事が出来るのです。

単純に言えばトマティス® メソッドは、受講者が本来の状態を取り戻すことを促す方法なのです。その過程において、トラウマや非平衡状態に受講者が悩まされる事はありません。
自分らしい状態を取り戻すと2つの利点が得られます。1つはリラックスした気分になれること。そしてリスニングトレーニングで得た効果を、特別な努力をせずに持続出来るようになる事も大きな利点です。
効果はどのように評価されるのですか?
受講者はプログラムの開始時、受講時 (平均して15時間ごとに1回)、終了時にリスニングテストを受け、その都度、コンサルタントと面接します。
受講者がお子様の場合には、コンサルタントはご両親様と面接を行います。このような面接を通じて、コンサルタントは受講者に関する情報を収集します。リスニングテストの結果と受講者 (もしくはご両親様) からの報告を基に、コンサルタントは受講者の状態を把握し、これを面接中に説明します。

リスニングテストと共に、他の種類のテストを用いて聴力を診断する場合もあります。リスニングテストを単独で用いる場合でも、聴力に関する正確かつ客観的な評価を行います。評価される聴力とは、音に対する識別能力、利き耳の判別、音の方向を特定する能力、音環境への適応能力などです。
トマティス プログラムは平均でどのくらい時間がかかりますか?
トマティス プログラムの実施期間は、受講者が抱えている課題の難易度によって左右されます。
トマティス プログラムの目的は、受講者の自立性をなるべく早く確立するということです。ですから受講者ご自身が実行できる範囲で、電子耳によるリスニングプログラムをなるべく早く完了する事をお勧めします。

トマティスセンターで実行されているプログラム・クールの数は、通常、3つまたは4つです。このうち第1クールは13日間で、。
それぞれのクールの後には「定着期間」が設定されており、この期間中、受講者はリスニングを受けない事になっています。
一般的に、第1クールと第2クールの間に3、4週間の定着期間、第2クールと第3クールの間に2、3ヶ月の定着期間があります。また、第4クールがある場合には、第3クールと第4クールの間に6ヶ月の定着期間を設けます。
トマティス® メソッドと、「トマティス® メソッドに『準拠』したCD」とは、どんな関係になっているのですか?
『トマティス® メソッドに「準拠」した』と宣伝している教材は、世界中に沢山存在します。これは、購買者がトマティスというブランドを信頼している証拠の一つだとも思われます。
しかし残念ながら、このような準拠教材は、アルフレッド・トマティス博士の研究とは全く関係ありません。

トマティスをかたるCDは、単に音楽作品を収録、いや、それどころか寄せ集めたものに過ぎず、トマティス® メソッドの効果は期待できません。本物のトマティスならではの電子耳の効果が、このような教材には欠如しているのです。

電子耳はチャネル切り替えや、骨伝導、空気伝導といった極めて特殊な機能を有する部分から構成されています。これらの部分は、聴覚的な注意力、利き耳の判別、音の方向を特定する能力、反応時間の長さ、聞き分けの能力、聴覚と発声との相互作用といった事柄に影響を与えるのです。
トマティス® メソッドは、他のセラピーと組み合わせる事が出来ますか?
はい、以下に示すような場合には、他のセラピーとの組み合わせが効果的であると考えられます。

- 受講者が既にセラピーを受けている場合。もしくはセラピストが自らトマティス® メソッドの受講者になり、電子耳を使ったリスニングがもたらす良い効果を理解した場合。
- 他のセラピーを併用しても受講者に支障が発生しない、とトマティス コンサルタントが判断した場合。また、コンサルタントが受講者に対し、トマティスのリスニングの効果が現れるまで他のセラピーの開始を待つように、と指示した事が以前にある場合。
- 受講者が抱えている問題が他のセラピーによって明らかに解決される、とトマティス コンサルタントが判断した場合。この場合、コンサルタントは問題を認識した時点で、他のセラピストと相談する事を受講者に勧めます。このような勧告は、リスニングプログラムの最中や、電子耳を用いたトレーニングの実施前になされる事もあります。

以上のような場合には、トマティス® メソッドは他のセラピーの効果を高める役割を果たします。
即ち、トマティス® メソッドは他のセラピーと競合関係にあるのではなく、逆に他のセラピーの進行を促進させるような働きを担います。
この効果を認識した多くの専門家たちは、トマティスの専門家と共同で治療を行ったり、また場合によっては、自分自身でトマティス® メソッドを実施できるようにトレーニングを受けるケースもあります。このようにして専門家たちは、自分たちの専門技能をより効果的なものにする事が可能になるのです。
リスニングトレーニングは、なぜ集中して行う必要があるのですか?
脳が外界に対する認識のモードを変える為には、情報を繰り返して受ける事が不可欠です。情報の受け取りは、凝集された時間の中で、ある一定のリズムを保って行われる必要があります。
心理的および身体的な作業は、脳に根本的な再調整をもたらすのが一般です。ここに示した情報の受け取り作業も、同様な効果を脳に与えます。脳の再調整によって、人間の身体は以前と違った働きをする事が可能になります。即ち、これまでとは異なった「選択」をする事が出来るようになるのです。

ここで説明した集中の法則は、どんな人にも当てはまります。しかしその効果は、解決すべき問題の性質、受講者の年齢、動機、セッションに費やす時間などによって異なります。

最初に行われる13日間の第1クールにおいて、通常、毎日2時間のリスニングを行います。
この期間を過ぎた後、リスニングは13日以内になり、また、それぞれのセッションも数週間の間隔をおいて実行されるのが一般的です。これは、受講生がリスニングに依存した状態になる事を、トマティス® メソッドが推奨しないからです。
なぜプログラムに休息期間が設けてあるのですか?
脳が変化する為には、集中した刺激を繰り返して受ける事が必要です。しかし、それだけではありません。集中した刺激を受けた後、それによって起こった脳の変化を組織化し、さらに他の部分と統合させる為には、脳に刺激を与えない期間も必要なのです。
この原理は人間が行う総てのトレーニングに当てはまります。トレーニングが終了した後の不活発な期間にこそ、統合がなされ、定着がはかられる期間なのです。この期間中の刺激は、体の器官にとって邪魔となってしまいます。休息の期間を充分与える事によって、定着作用を促進する事が出来るのです。

以上の理由に基づき、通常のプログラムでは最初の第1クールの13日間、電子耳を用いた聴覚への刺激を毎日2時間続けます。次の第2クールでは、刺激は13日間に抑えられます。この日数の制限は、受講者の自立性を出来るだけ早く引き出すというトマティス® メソッドの目的に起因して課せられたものです。第1クールと第2クールは、3、4週間程度の休息期間を挟んで実行されます。休息期間は第2クールと第3クールの間では2、3ヶ月になります。第4クールが行われる場合、第3クールと第4クールの間に6ヶ月の休息期間を設けます。
なぜモーツァルトの曲を使うのですか?
色々な音楽を試した結果、モーツァルトの楽曲を用いた時にトマティス® メソッドの効果が、世界のどの国においても絶大になる事を我々は発見しました。モーツァルトの音楽は世界中で極めて好意的に受け入れられているだけでなく、聴き手の潜在的な平衡感覚を修復する効果があることに気付いたのです。人間のバランス感覚に対するこの効果を理解する為には、音楽がリズム、ハーモニー、メロディーという三要素で出来ていることを思い出す必要があります。リズムは人間の体、ハーモニーは感情、メロディーは知性をそれぞれ刺激します。古典音楽の理想主義においては、これら三要素のバランスを目指します。しかし、現実にはバランスがとれる事は稀で、三要素のうちのどれか一つが他を圧倒しています。この為、音楽に不調和が発生してしまうのです。モーツァルトの楽曲では、音楽的三要素のバランスが絶妙に保たれていると思われます。モーツァルトの音楽が世界中で受け入れられている理由は、どうやらこの辺にあるのではないでしょうか。
なぜ特定の周波数を取り除いた音楽を用いるのですか?
4000ヘルツあたりまでの周波数にフィルターをかけることによって、脳はある特定の周波数域の解析を志向するようになります。さらに高い周波数までフィルターをかければ出生前の胎児が聴くのと同じような音になります。とはいえ、胎児には低周波の音が聞こえないという意味ではありません。ただ、トマティス博士はそれほどまでに早い発育段階で胎児の耳が既に機能しているのならば、それは、育ちつつある神経システムを活性化するためであるとしています。トマティス博士が特定の周波数をカットした音を使おうと思い立ったのは、こうした胎児の聴覚が示す根源的な力を活かすためです。特定の周波数までフィルターをかけることで、耳はカットされた音を識別する仕事から解放されます。低周波音よりも高周波音の方が、神経システムに多くの刺激を与える事を、内耳の生理学が明らかにしています。高周波音に反応し、その解析を行う部位では、絨毛または有毛細胞の密度が高くなっています。逆に、低周波音を処理する部分では、密度が低くなっています。
トマティス® メソッドは難聴にも効果的ですか?
不治の病変によって引き起こされている聴力障害については,トマティス® メソッドはこれ自体を改善する事は出来ません。しかし、聴力障害がどんな程度にあっても、トマティス® メソッドを用いる事によって、僅かにでも残っている聴覚能力を最大限に発揮させる事は可能です。
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